遠くの両親(介護保険施設)、わたしの暮らし 

脳梗塞で父が倒れ介護保険施設の生活をスタート。遠方で暮らす両親とわたしの日々


スポンサーリンク

バス運転手がホームレスの乗客を助けて賞賛を受ける(アメリカ・ミルウォーキー)

バス運転手がホームレスの乗客を助けて賞賛を受ける(アメリカ・ミルウォーキーの)

f:id:caigo:20181128142700j:plain

 アメリカのabcニュース(2018年11月20日)※動画リンクは下にあります

アメリカ・ミルウォーキーのバスに男性が乗ってきて、

「わたしはホームレスです」

バスの運転手は「どうしたの?なぜホームレスになったの?」と事情を聞きはじめます。

男性はどうやら火事で家を失ってホームレスになったようです。

1週間路上生活をしているとのこと。

男性は暖を取りたくてバスにしばらく乗せてもらおうとやってきたようでした。

アメリカは急に寒くなり吹雪いた地域もありましたから、男性も我慢できなかったのでしょう。

もしかすると誰かに話をちょっと聞いてもらいたかったのもあるかも。

バスの運転手は「夕飯をおごらせて」

男性はは驚いて「Oh,no,no,no,no」と断ります。

結局、男性はバスで6時間過ごし、食事も貰ったようです。

いつか返す、と言う男性に、バスの運転手は「そんなこといいのよ」と断り、「今後も私に状況を知らせてね」と言います。 


スポンサーリンク

 動画

 

Milwaukee bus driver lauded for helping homeless passenger

ミルウォーキーのバス運転手がホームレスの乗客を助けて賞賛されました』

 

男性はホームレスになって間もないこともあって、身なりはキレイそうです。

バスも混み合ってない時間で席に余裕もあります。

でも、バスの運転手がした行動は、会社によっては処罰を受けることになるかもしれないし、勇気のいる行動だったと思います。

日本なら「そういうのは役所へ行って相談して」と断りそう。

それは間違ったことではありません。

バスに乗って来たホームレスの男性も、本来なら、しかるべき施設相談窓口に行けばいいのだと思います。

でも、助けを求めてきた人に、咄嗟にどれだけ応えられるか

人間力について考えさせられるニュースでした。

断るにしても、親身になって接すれば相手の気持ちを救うことができるように思います。

 

村上春樹氏のエッセイ『村上ラヂオ』の中にもホームレスの男性が出てきます。

男性は「ハンバーガーが食べたいので2ドルを恵んでくれないか」と村上氏に言います。

このエッセイを読んで、村上氏の考え方を知ってから、親切とは?助けるとは?ということについて考えるようになりました。