【認知症予防】高齢な母の錆びてた頭が使えるようになってきた!?効果が出た方法を紹介!
高齢な母と会話してて、
・順序だてて話(説明)ができなくなっている。
・全く思いつかない
ことに気がつき、認知症の手前!?危機感を覚えたので、
頭の働きを助けてくれそうなアイテムをコツコツ送って半年が経ちました。
そしたらつい先日、
「お父さんは相撲が好きだから、新聞を切り抜いて持っていってあげたの」
と言うではありませんか。
半年前まで、自ら何かを思いつくことができなくなっていた母。
ようやく(母らしいことを言うようになってきたな)と効果を感じ始めました。
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この半年、母に何をしてもらったか。
母から「漢字が得意」と聞いていたので、漢字アイテムからスタート。
母には簡単かも?と思うレベルを送りました。
簡単にスイスイできて、自信をつけてもらうためです。
『毎日脳トレ漢字ドリル366日』を送りました。
著者が脳科学者で、レビューの評判が良かったのと、
「認知症予防にと思ってしましたが、私にはまだ簡単すぎました」
というコメントを見て、これくらいのレベルがいいだろうと。
1日の量が適量で、徐々にレベルアップするので、
無理なくできます。
母も楽しい!と続けられています。
しばらくして「どう解ける?」と母に聞いたら、
「あんなの簡単よ!私は漢字得意だもの」と母はちょっと自慢気。
「あらそう、なかなか大したもんねぇ」と褒めて、
「次に計算ドリルを送るわ」と言うと、途端に母から歯切れの悪い返事が。
母は計算が苦手だそう。
「でも、得意なことばかりしてても脳の刺激にはならないんじゃないかしら?」
と説得して計算ドリルを送りました。
同シリーズの『1日3分でもの忘れ予防 毎日脳トレ! 計算ドリル366日 』です。
「 案外解けるわよ。思ってたより簡単」と得意気に母が言いました。
「あらそう、でもそれ時間制限内に解けてる?」
計算ドリルには問題を解く目安の時間が書かれています。
母はまったく気がついてませんでした(やはりね)
「時間をかけずに解こうと思うと、私もやってみたけどなかなか難しいよ。時間を気にしながら解いてみて」
飽き症の母なので、
漢字ドリルと計算ドリルに飽きてきたかな?と思う頃に、
『音読』をときどき送りました。
音読をするなら、漢字ドリルと計算ドリルはお休みしても良い、というニュアンスで。
記事も送りはじめました。
暇つぶしにもなりますが、記事を読むことで文章の理解力がつきます。
骨粗しょう症予防の「かかと落とし」の体操の方法は、母に好評でした。
最初は、高齢者向けに書かれた読みやすい記事しか送っていませんでした。
そのうち段々と、クロワッサンなどの雑誌の記事も送るようになり、レベルアップを図っていきました。
優しい政治の記事は読んでくれたかわかりませんが、園芸から、野菜の栄養素まで幅広いジャンルを混ぜて送るようにしています。
母は飽き症ですからね。
似たような記事ばかりだと、段々と読まなくなりそう。
でも、認知症などの記事はしつこいほど送っています。
母は「いいことが書いてあるんだけど、読んだそばから忘れちゃうのよ。全然頭に入らない。昔はこんなことなかったのに!だから何度も頭に入るまで読み返してるわ!」と言ってくれます。
でも、だんだんとそう言うことが減ってきました。
前よりも理解できるようになり、記事も容易に読めるようになってきたようです。
また認知症の記事を読んで母も危機感を持つようになったり、心境の変化もありました。
あまりに記憶力が悪くなっていたので、
昼食に何を食べたか、メールしてもらってます。
これは入所してすぐからしてもらっています。
最初はすごく大変だったようです。
以前はメニューを思い出すだけでグッタリしてたそうですが、今は食事の感想もつけて送ってくれます。
母が何を食べているかわかるのも便利なので、今も続けてもらってます。
記憶力のレベルアップをするために、
病院行のバスで、他にどんな客が乗っていたか聞くようにしています。
話を聞いて「面白いからまた聞かせて」と言っておくと、母は面白かったことを記憶しておこうと努力してくれるようになりました。
特に面白い話で無くても、履いてた靴がとってもお洒落な人がいたとか、そういうことを話してくれるようになりました。
些細なことばかりですが、コツコツ続けて効果がありました。
母が努力してくれたのがいちばん大きいですね。