BBCのニュース「ゼリーで認知症患者の脱水症状を防ぐ 英男性が開発」
ルイスは認知症患者の脱水を症状を防ぐため「ジェリー・ドロップ」を開発しました。
認知症患者は脱水症状になりやすいのです。
ルイスが祖母にジェリー・ドロップを渡したら、最初の10分で7つも食べました。
1つ1分25秒のペースで食べたということ!はやい(笑)
ジェリー・ドロップ7つでコップ1杯分の水分が摂れます。
このゼリーは90%が水でできています。
通常だとコップ1杯の水でも摂取するのにかなり時間がかかるということですから、認知症患者が自らすすんで水分を摂ってくれるのはとてもありがたいですね。
このジェリー・ドロップは掃除機で知られるダイソンが行っているアワードで、Helen Hamlynデザイン賞を受賞しました。
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日本でも水分補給用のゼリーが売られています。
例えば、
しかしジェリー・ドロップのような固形タイプではなく、飲むゼリーです。
ジェリー・ドロップのようにお菓子のように水分がつまめるものは、ありそうでなかった!新しい発想だと思います。
それに、ジェリー・ドロップは見た目もキレイで、いかにもおばあちゃんが飛びつきそうですよね(^^)
あと日本では「水ゼリー」を作って認知症の家族に食べさせているいる方も多いです。
↓こちらはクックゼラチンを使用した森永のレシピです。
水ゼリーは黒蜜やきなこと一緒に食べます。
クックゼラチンを使ってプリンやハンバーグを作ることがあるのですが、簡単に美味しく作れるだけでなく、コラーゲンやゼラチンが摂れて、爪が丈夫になるのでおすすめです。
母はまだ認知症ではありません。
しかし、日ごろから、認知症への理解を深めておけば、いつか母が認知症になったときに役立つと思います。
その頃には、ジェリー・ドロップは日本に上陸しているでしょうか?
あまりお世話になりたくは無いけれど、カラフルな色合いが母好みだと思います。
それに、認知症は周囲の理解も必要だと感じます。
他の入所者さんで認知症の方も多くおられ、母は認知症の方の行動に困惑することがあります。
そこで私が「それは認知症のせいで仕方の無いことなのよ」と教えてあげます。
最近は「あれは認知症のせいね!」と母から言うようになってきました。
最近は学生さんのほうが認知症を学ぶ機会があり、大人よりよっぽど理解があると感じます。
認知症の方が無事に保護されたニュースで「変だなと思って声を掛けました」と話す学生さんにちょっと感動して目頭が熱くなりました。