高齢になると腸が弱ったりして、男女問わず便秘になりやすい傾向があります。
それに付け加えて、女性は閉経すると、女性ホルモンの関係もあって便秘になりやすいそうで、高齢女性と便秘は切り離せません。
これまでヨーグルトやビフィズス菌のサプリメントなどで、母は便秘対策をしてきました。
それでもやっぱり便秘になり、下剤を利用しなくてはなりません。
でも下剤はクセになるし、お腹が痛くなるよね。。。
そこで他に良いものが無いか調べると、便秘に酸化マグネシウムが良いことがわかりました。
市販薬にスリーエーマグネシアという商品があります。
便に水分を含ませることで、軟便にしてくれます。
そのためお腹も痛くなく、癖にもなりにくい。
切れ痔の方に処方されることもあるお薬です。
しかし、母は糖尿病を患っているため、酸化マグネシウムを与えていいのかしら?
わからなかったため、お医者さんに相談してもらうことにしました。
「お母さん、”酸化マグネシウムを処方してもらえますか”とメモして!よろしくお願いしますね」
母には、ここまでアドバイスしないと、医者にどう聞いていいかわからず「聞くの忘れちゃった!」と言われてしまいます。
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「医者に相談したら便秘の薬をくれたわ」
母が言いました。
どんな薬なのか質問すると、
「、、、よくわからないけど、下剤だと思う」
母の答えにガッカリした私。
(下剤だと意味無いじゃない。)
後日。
母から送られてきた病院の領収証を確認すると「マグミット錠250㎎」とありました。
酸化マグネシウムと同じ作用を持つ薬です。
(なーんだ!ちゃんと処方してもらえてるじゃん!)
薬の説明書を読めば理解できたと思うのですが、母は「よくわからないこと」と苦手意識を持ったことは本当に受け付けないですね。。。
でも母がメモをお医者さんに読み上げてくれた結果、薬を処方してもらえたのだから良しとしなければ!
できないことは仕方ない。
できたことをありがたく思うようにしています。
そうすると、母にちょっと優しくなれるように思います(;^ω^)
「マグミット錠250㎎」は数日分の処方でした。
半月ほどして母に「効いた?」と質問したら、あまり歯切れの良い返事ではありませんでした。
下剤と異なり、効果が緩やかなので(飲む量によっても効き目が異なります)母には実感が薄かったよう。
しかし、今回の病院を終えた母から、
「先生に便秘のお薬を増やしてくださいってお願いしたの」
気に入ってるじゃん!( ゚Д゚)
「あれね、お腹が痛くないのよ!」
事前にお腹が痛くならないとか、どんな効果があるか伝えていたのですが、使用してみてはじめて理解するのがウチの母です。( ;∀;)
とにかく便秘問題が解消できたようで、よかった。
便秘でお悩みの親御さんをお持ちの方は、マグミット錠を処方をしてもらえないか質問してみてください。
便秘だけで相談すると、大抵の場合は下剤を処方されると思います。
以前に母が別のお医者さんで便秘を相談したとき、下剤が処方されていました。
酸化マグネシウムを含むマグミットや、マグラックスは摂りすぎると高齢者の体には負担がかかることもあります。
腎臓にたまると高マグネシウム血症を起こし、嘔吐、筋力の低下、呼吸心不全などを起こします。
血清Mg値が上昇したら使用中止にします。
高齢者が服用するときは、お医者様で処方してもらうのがおすすめです。