スーパーで話しかけて来る高齢者に思うこと。
先日、スーパーで商品を詰めているとおじいさんが
「そういうエコバッグがあるんだ」
と感心した様子で言いました。
「いやー!勉強になった!」
それでおじいさんは去っていったのですが、何年も前のことを思い出しました。
そのときも私は商品を袋に詰めていて、おじいさんが話しかけてきました。
「先日に妻が亡くなってね、それからスーパーにこうして買い物に来てるのよ」
突然、話しかけられて驚いたのもありますが、
「妻が亡くなって」という重い言葉にどう反応していいかわからず、
「そうなんですか。。。」
おじいさんはニコニコ笑って、
「今日で二週間になるんです。こんな風にお買い物して自分でご飯を作るの」
「、、、大変ですね」
それで会話は終わったのですが、未だに気になっています。
どうして話しかけてきたのかな?
寂しかったのかな?
だとしたら、スーパーであんなふうに会話を求めるなんて、ちょっと切ない気もしました。
ときどき高齢者向けのアドバイスとして、若いお友達を作ろう!という特集を雑誌で見かけることもあります。
自分が長生きした場合、同世代の友達だと亡くなってしまうことがあるので、誰もいなくなった、、、ということが生じるというのです。
また、若いお友達と接することでいつまでも若々しくいられるのだとか。
まぁ、それは置いといて、ちょっと世間話ができる人が身近にいるのは大事かもしれないですね。