遠くの両親(介護保険施設)、わたしの暮らし 

脳梗塞で父が倒れ介護保険施設の生活をスタート。遠方で暮らす両親とわたしの日々


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高齢な母に音読プリント(無料)を送る【認知症予防、嚥下予防】

 高齢な母に音読プリント(無料)を送る【認知症予防、嚥下予防】

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普段は施設に置いてある新聞などに目を通している母。

猛暑すぎて外出を控えてもらっていることもあり、何か暇つぶしに、、、と調べていたら「音読」が高齢者に良いと知りました。

脳を鍛えることができるだけでなく、声を出すことで嚥下予防効果もあるようです。

音読用に本も出版されています。

1分で読める音読は無理なく続けられるのが良いと思います。

 

けれども母にはその都度送るほうが読んでくれそう。

そこで、著作権が消滅した作品や著者が許諾した作品のテキストを公開しているインターネット上の電子図書館青空文庫」から、芥川龍之介の「蜘蛛の糸」をプリントして送りました。

無料なのもうれしい。

お釈迦様が地獄に居る罪人に情けをかけて、糸を垂らしてやる有名な話です。

この話を読んで、蜘蛛を殺さずに逃がしてやる人も多いのでは?

全部読むには10分くらいかかるかな。。。

線を引いて区切って、毎日ひと段落読めるように工夫しました。

 

青空文庫の文章にはふりがながついているのがとてもありがたく、音読しやすいです。

また、名著は言葉に発して読んで心地の良いものが多いとも聞きますので、音読しやすいとも思います。

 

久しぶりに私も「蜘蛛の糸」を読んだのですが、面白い話だなぁ、と思いました。

母に感想を聞いたところ「この話好きなのよ」と喜んでいました。

糸がプツンッと切れる場面がドキドキするそうです。

 


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あまり名著を読んでこなかったので、他に何があるかなぁ(;^ω^)

短くて面白い話を探さなければ。 

 

※追記 

これまで音読用に送ったお話で、宮沢賢治の『注文の多い料理店』がいちばん高評価でした。

面白くて何度も何度も音読していると話していました。

やっぱりこの話もドキドキするそうです。

母はドキドキする話が好きみたいです。

青空文庫は名著が無料で読めるのでおすすめです。

 

関連リンク 青空文庫 Aozora Bunko