田舎に住む両親をどうする? ~遠距離介護な日々~

父が脳梗塞で倒れ遠距離介護がスタート。田舎に住む両親をどうするか考える日々

高齢母の洗濯事情

高齢母の洗濯事情

 

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実家で暮らしているとき、二人暮らしとは思えないほど洗濯物が干してありました。

「こまめに洗わないと臭うでしょう?」

確かに洗濯しないよりはいいけれど、洗いすぎじゃない?

それくらい洗濯物が多かったです。

母は施設で暮らしてみて、洗濯が思っていた以上に重労働で負担になっていたことを実感しています。 

施設でシーツは交換してくれるので、母は洗濯をせずに済みます。

服は施設の洗濯機(無料)で自分で洗います。

自分で洗えない人は有料でお願いすることも可能です。

洗濯干場は無いのですが、代わりに乾燥機(無料)を使えます。

「干す必要が無いのがこんなにラクだとは知らなかった!」

母は乾燥機を気に入っているようです。

洗濯機は数台あるのですが、施設の職員が洗っていると使えません。

「洗濯機空きましたよ」

職員さんが洗濯が終わると母に声を掛けてくれます。

 

ある日、何気ない会話から、母が洗剤にジェルボールを使っていることがわかりました。 

 洗濯洗剤が透明なビニール状のものに包まれていて、洗濯機に放り込むだけで使えるアレです。 

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「え!実家で使って無かったよね?」

「うん、実家のときは粉だったんだけど、スーパーでいろいろ見て、これが便利そうだと思って買ってみたのよ。 そしたらポケットに1個入れていけばいいから便利!」

母が新しいもの好きなのは知っていましたが。

「他の人は粉の箱を持参して洗濯機まで来るのよ。あんなのダサい」

えー!母にそんなこだわりがあったとは。

粉の箱を持ってるのはダサいんだ。

「テレビ見て無いのによく使ってみようという気になったね?」

「うーん、前から知ってはいたから、何かで見かけてんだと思うけど」

「じゃあ使い方知ってたの?」

「店頭で使い方を読んだのよ」

そうか、母は店頭で商品を見て、そうやって新しい商品に手をだしてたんだなぁ。

実家に母の使わなくなった商品が山のようにあったのが思い出されます。

父も「お母さんが気に入ってるから買ったのに、もうこれはいい!とか言って使わないから困っちゃう」と嘆いていました。

「今回は気に入ったからいいけれど、気に入らないときも最後まで使い切ってね」

「うん、使うよ!だって勿体ないじゃない」

施設に入所してから意識が変わったようで、最後まで使い切るということをこの歳になってようやく覚えてくれたようです。

 

先日、手紙が届いた際に、宛名書きが一部かすれていて、途中からペンを変えたことが見てとれました。

「どうやらペンを最後まで使いきったようね」

「あら!わかる!?そうなの。いまどきのペンは最後まできちんとインクが出るのねぇ」

母が感心したように言ったので、そう言えば、昔は途中でインクが出なくなることも普通にあった気がする。

世の中って便利になってきているんだな。

母との会話でふと気がつかされます。