母の暇つぶし兼老化予防の裁縫に、今回はひっくり返して作る懐紙入れを送りました。
古い着物や帯で作るとグッと懐紙入れっぽくなると思いますが、懐紙入れのサイズを真似ただけで、実際には小物入れとして使ってもらいます。
横17cmで、お札がぴったり入るくらいのサイズです。
用意するのは17cm×19cm、17cm×39cm 各1枚です。
大きさを変えれば袱紗(ふくさ)にもなります。
前回にポーチを作ったデコレクションズさんのはぎれの余り布を利用しました。
可愛いんですよね♪
ゆうパケットで郵送してもらえるので送料もリーズナブルなのがうれしい!
内布は自宅にあったものを適当に見繕いました。
39cmの布を、表向きにして10cmで山折り①し、1cm下を縫います。
縫わなくても大丈夫なのですが、縫ったほうが開閉口がピシッとしてモノの出し入れがしやすくなります。
縫ったら、谷折り②を折ります。
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折った布と、17cm×19cmの布を中表にして重ねます。
そして布が重なっている部分の底辺を残して、周囲をぐるっと縫い代1cmで縫います。
縫ったら角を切り落として、ひっくり返したときに角がキレイにでるようにします。
ここからひっくり返します。
1回ひっくり返すとこんな感じになって。
この作り方だと、袋の底となる部分(写真)が縫われていないのがちょっと気になるけど、見えないのでまぁいいか。
さらにもう1回ひっくり返します。
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出来上がり!
お好みでスナップボタンやマジックテープをつけるとフタがぷらんぷらんしません。
いつものようにぐるっと縫う手前まで準備して母に送りました。
しかし母から何も言ってこない。
作ったかどうか聞くと「作ったよ」
なぜ言わないのだろう。。。
フタの部分はスナップボタンでもつけたか聞くと、
「スナップボタンだと、小さい金具をいちいち合わせるのが大変だと思って、輪をつけてくるみボタンでとめれるようにした」
なるほど、スナップボタンは母にはやりにくいのか。
「簡単だった?」
「簡単だけど、これくらいでちょうどいいのよ~」
簡単すぎると老化予防にならないのでは?と思うけれど、飽き性な母なのでそのあたりの匙加減が難しいです。