父の身体障害者手帳の申請をしてから1ケ月半後。
まずは母に電話があって「身体障害者手帳の2級になりました」と報告が役所からありました。
えっ!2級!?
医師の診断書(意見書)では4級相当の障害とあったので、上肢と下肢を合わせて3級判定になればいいなと思っていましたが、さらに上をいく2級となりました。
身体障害者手帳の等級は申請してみないとわからない、と聞いてはいましたが本当にそうでした!
身体障害者手帳の申請から結果まで平均2~3ケ月だそうですが、実際には1ケ月半で受け取ることができ、とてもはやかったです。
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障害者手帳と一緒に『福祉医療費受給者証』を頂きました。
『福祉医療費受給者証』は医療機関を受診するときに、保険証と一緒に提示することで、医療費の個人負担額が無料になります。
おぉ~!本当にありがたいです。
身体障害者手帳の3級以上の人が福祉医療費受給者証を頂けると聞いていたので、3級以上が欲しいと思っていました。(自治体によっては2級以上のところもあります)
父にとって身体障害者手帳を取得するいちばんのメリットは医療費の個人負担が無料になることだと思います。
しかも、交付を受けた月中に既に支払った医療費に関しても返金していただけるとのこと。
その場合は、領収書、振込先のわかるもの、認印を持って役所で手続きをする必要があります。
先に福祉医療費受給者証を頂きましたが、福祉医療費受給者証交付申請書を後日提出しました。
父の場合、身体障害者手帳の取得を医師やケアマネージャーなど周囲から勧められることはありませんでした。
身体障害者手帳の申請をしたら、取得できるのでは?と思い立ち、病院で「身体障害者手帳の申請をしたいんですけど」と相談したとき、病院職員にも、ケアマネージャーからも相手にしてもらえませんでした。
詳しい理由はわかりません。
実際に「身体障害者診断書・意見書」を頂いて感じたのは、内容が詳細でその書類を作成するのが手間がかかるからかな?と思いました。
メリットがあるのは我が家であって、病院側にはメリットも何もないのに手間だけかかるから引き受けたく無かったのでは?
それとも身体障害者手帳の申請をしたい、と自ら言う人がいないのでしょうか?
役所に身体障害者手帳の申請する手続きは簡単だけど、身体障害者診断書・意見書を作成してもらうのが大変だったという印象です。
父は今は外出できないので、実際に身体障害者手帳を作成しても、その恩恵が少ないけれど、いざ施設を移動することになったり、病気に入院したときにタクシーの割引が受けれるなど役立つと思います。
手帳の申請でずっとモヤモヤしていたのですが、障害者手帳を取得できれしまえば結果よし!
身体障害者手帳の申請をあきらめなくてよかったです。