田舎に住む両親をどうする? ~遠距離介護な日々~

父が脳梗塞で倒れ遠距離介護がスタート。田舎に住む両親をどうするか考える日々

高齢者の運転免許証自主返納手続きの方法、メリット、自主返納率。父の運転免許自主返納。

高齢者の運転免許証自主返納手続きの方法。ニュースを見て思うこと。

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 先日、83歳の高齢者が家族に運転免許証の自主返納を勧められたことに腹を立てて、自宅を燃やしてしまうニュースがありました。

警察の事情聴取に「免許証の返納で家族と口論になり、家を燃やして死のうと思った」

この高齢者には、死のうと思うほど運転免許証は大事なものだったのだな。。。

今の世代の人は免許を持って無かったり、車にも興味がなかったりするので理解不能かもしれませんが、70歳以上の特に男性にとって運転免許証と車は、男である証のように感じている人が多いように思います。

父も車を持って無いとカッコ悪い、と感じているようです。

でも、運転が危なくなってきた高齢者に運転免許証の自主返納は勧めたいのが家族の本音。

事故が起きてからは遅いです。

父とは脳梗塞を起こす前から、いつまで運転するか(できるか)という話はしていました。

そう思うと、父が自主返納の話をしてくれるだけでも、ありがたかったのだなと今さらですが思います。

 


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内閣府運転免許証の自主返納を考える高齢者は26.3%と発表。

 

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内閣府は2018年1月19日、運転免許証の自主返納制度などに関する世論調査の結果を公表しました。

免許証を保有する70歳以上の高齢者のうち、家族や医者から運転をやめるよう勧められた場合に返納しようと考える人は26.3%でした。

少ない!

でも運転免許証を自主返納したくない気持ちもわかる気もします。。。

 田舎だと車が無いとどこにも行けないのが現状で、生活に支障が出るレベルです。

公共交通機関も都会とは違って不便なことが多く、代わりに家族が車を運転してあげる必要が出てきます。

父も交通手段で大きく悩んでいたと思います。

 また運転免許証は身分証明書になるので返納したくない方も多いです。

これについては「運転経歴証明」を申請することで、身分証明に使用できる旨を教えてあげましょう。

申請には1,100円の費用がかかりますが、役所で手続きをすることで交付手数料を助成してくれる場合があります。(自治体によって異なります)

 

運転免許証自主返納の手続き

 

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運転免許証の返納手続きは、警察署各運転免許センターに申し出ることで行えます。

 

◆申請可能期間

申請による取消手続ができる期間は、免許の有効期限内に限ります。

※期限が切れた方の免許は、手続できませんのでご注意ください。 

 

◆申請場所及び受付時間等 

各警察署  休日を除く月曜日から金曜日 午前9時から午後5時 

運転免許試験場  休日を除く月曜日から金曜日 午前8時45分から午後2時30分

         (正午から午後0時45分の間は除く) 

※地域によって異なる場合もあります。ご確認ください。

 

◆持ち物 運転免許証

 ※同時に運転経歴証明を申請する場合は、写真(3cm×2.4cm、6ケ月以内のもの)、手数料1,100円、住所が確認できる身分証明証が必要です。

 

運転免許証自主返納のメリット

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運転免許証を自主返納し、運転経歴証明を作成すると生涯使える身分証明書になります。(運転経歴証明は金融機関等で本人確認書類として認められます)

また、運転経歴証明を提示することで特典が受けられます

タクシーの値引き、バスや電車の1年分の無料定期、ホテルの割引、美術館の割引など地域によって特典はさまざまです

大阪ではサポート企業から5~10%OFFの割引を受けられます。

お住いの都道府県の役所のホームページに特典が掲載してあると思いますので検索してみてください。

掲載されてない場合は、直接役所に問い合わせるか、バス会社などのホームページに特典が記載されていることもあります。

運転免許証を失効させてしまうと、これらの特典は利用できませんので、失効させるくらいなら自主返納されたほうが良いと思います。

ちなみに両親の自主返納のメリットを調べてみたんですが、地域的に自主返納に力を入れてないようで使えそうな特典はありません。

そもそも公共交通機関がほぼ無い田舎な地域なので、交通関連の特典を設けようがないのかもしれません(泣)

都会であれば、バス、タクシー、施設の割引が多く設けられていますので自主返納のメリットが大きいと思いました。

 

父の運転免許自主返納。

 

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結局、父は免許更新のまじかに脳梗塞を起こして倒れたため、免許は失効してしまいました。

自主返納させるか悩んだのですが、本人が手続きしなければらない、ということが大きなハードルとなり諦めました。

免許が失効したとき、父が私に免許を失効して残念なことを話してきました。

それまで全く免許について話しませんでしたが、やっぱり気にしてたんだな。。。

車椅子を押して警察署にまで連れていってやれば、運転経歴証明を申請することができたので、それを持っていれば父の気持ちも違ったかな?

後悔しましたが、あのときの状況を考えると、やっぱり連れて行くのは難しかったと思います。

今くらいまで回復していたなら連れて行けたと思うのですが。

いろいろな問題を想定して免許の自主返納は本人手続きとなっていると思いますが、父の経験から、代理申請も受け入れてもらえれば助かると思いました。

あ~、残念!

 

2018年11月 追記:2018年6月から代理人による免許証の自主返納が可能になりました(地域によって異なりますので警察にお問い合わせください)

代理人で申請ができる条件は、入院中などの理由により外出できないことが診断書などで確認できる人に限ります。

代理人は3親等以内の親族、本人が入所している介護施設などの職員、その他運転免許課長が認める者、とありました。

父のときに代理人が認められていればできたのに!ちょっと遅くて残念。