父の老人介護施設に見舞いに行った母から「父に青あざができていた」とメールがありました。
父に聞いたところ「ひとりで立ってバランスを崩したときにぶつけた」との答え。
父はリハビリをがんばっていますが、再入院して一ヶ月程寝たきりになったため、以前のリハビリ分がリセットされて、再び歩きにくそうにしていました。
今度こそ寝たきりなるのでは?
そう思うくらいひどかったので、ヨロヨロでも自立できるだけ全然ましです。
それはいいのですが、父は車椅子からの移動でときどき失敗して倒れてしまうようです。
ようやく青たんが引いた頃、再び別の場所に青たんができたと母からメールがありました。
ちょうどその頃、他の施設で入所者さんへの虐待がニュースになっていて、、、
(まさかとは思うけど)と、勘ぐってしまいました。
父が施設に入所してから特に介護老人施設のニュースが目につくようになりました。
母が言うには「結構ひどい青たんなのよ」ということですが、施設の人から特に連絡がありません。
母の顔を見ても「こんにちは」と挨拶するだけで、報告しに来る様子もありません。
そんなものなのでしょうか?
例えば連絡ノートのようなものに「ひとりで立とうとして、転倒した際に青たんができました」などひと言でもあればなぁと思いました。
※追記 後日、母によると、職員さんは話すまで青たんに気がついていなかったとのこと。どうりで報告が無いわけです。
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職員さんも忙しいので多くは望めませんが、病院と比べてしまいます。
病院だと「転んでしまいました」と報告してくれたからです。
当たり前ですが、病院と老人介護施設は違うのだなぁと改めて感じました。
もしも、母が定期的にお見舞いに行かなければ、青たんのことも知らずにいただろうと考えると、虐待のターゲットにされやすいのは頻繁にお見舞いが来ないような入所者さんなのかもしれないと感じました。
同入所さんが見かねて通報したことで虐待が発覚したという話も聞きます。
母は父をお見舞いに定期的に行ってくれていますし、知人や親せきもときどき父を見舞ってくれていますから、父は訪問客が多いほうだと思います。
だからと言って安心できませんが、施設を信頼し、こちらからも積極的に関係を築いていくようにしなければと思います。
厚生労働省老健局長 が「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する 法律に基づく対応状況等に関する調査」の結果及び高齢者虐待の状況等を踏まえ た対応の強化について通知しています。(平成 29 年 3 月 23 日 )
調査によると、養介護施設従事者等による虐待については、相談・通報件数は 1,640 件、 虐待判断件数は 408 件 とのこと。
相談や通報された4分の1件が虐待と判断されています。
法上、高齢者虐待の相談・通報窓口、事実確認、適切な措置等につ いては自治体が担うこととなっています。
虐待の相談・通報は役所へ。