遠くの両親(介護保険施設)、わたしの暮らし 

脳梗塞で父が倒れ介護保険施設の生活をスタート。遠方で暮らす両親とわたしの日々


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父の代わりに出した年賀状の辞退・父の介護施設の入所、お知らせハガキのその後の反響。効果は?

父の代わりに出した年賀状の辞退・父の介護施設の入所、お知らせハガキのその後の反響。効果は? 

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父の代わりに『年賀状の辞退』と『介護施設への入所』のお知らせハガキを投函してから数日後。

父が脳梗塞を患ったことを知らなかった友人達が介護施設へ足を運んでくださいました。

リハビリをがんばって元気になってね、と励ましてくださいました。

父は友人との会話で笑顔を見せたり、涙を流す場面もあったり。

父は普段は車椅子ですが、見舞いにわざわざ来て下さった人を見送るために、出口までがんばって歩く日もあったようです。

父のうれしそうな様子から、介護施設入所のお知らせのハガキを出してよかったと思いました。

リハビリの励みにもなったと思います。

父は田舎に暮らしていて、知らせないほうが失礼に感じられる風潮がありますから、お知らせのハガキを出してよかったと思います。

父の友人達も知らなかったとはいえ、お見舞いに行けなかったことに礼儀を欠いたような罪悪感を持つ方もいらっしゃいますので、父の友人のためにもお知らせのハガキを出してよかったと思います。

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 ◆すぐにお知らせのハガキを出して正解でした!

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年賀状辞退のハガキは、喪中ハガキと同じく11月頃に投函する人が多いです。

しかし、すぐにハガキを出して正解でした。

介護施設に入所して間もなく、再び父は容態が悪くなって病院に搬送されたのです。

その後、退院することができたのですが、もしもそのまま亡くなってしまっていたら友人に会いたいと言っていた父の願いを叶えられず、ずっと悔やんだと思います。

 

また、父がうまく話せなかったり、歩けなくても

まだ脳梗塞で倒れて日が浅いから無理もない

と思って下さる方も多かったように思います。

リハビリでどれくらい回復するかわからないので、そう思ってもらえたほうが気がラクでした。

 

 ◆介護施設に入所のお知らせハガキを出したことで母の負担は?

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介護施設に入所したお知らせのハガキを受け取った人から、母に電話が掛かってくることもありました。

その人は母とも知り合いで、母にも励ましの言葉を掛けようと電話をしてくれたのです。

他に電話が掛かってくることはありませんでした。

お知らせのハガキに脳梗塞で倒れたこと、施設の住所などを明記しておいたからだと思います。

中途半端に知らせると、問い合わせの電話が掛かってきますので、お知らせのハガキを出すなら曖昧にしないほうが良いと思います。

 

介護施設を訪れて下さった中にはお見舞いの品や、お見舞金を持って来て下さる方もいらっしゃいました。

そのため母はお返しの手配をしなければなりませんでした。

それは想定外でした。

 

「私が代わりに手配するよ」

と言っても母はそれくらい自分でやる(人に任せて不備があると困るので自分でやりたい)と言いました。・

ネットからお返しの手配ができれば簡単なのですが、母は最寄りの商店でお願いしていました。

父が脳梗塞を患ってから、母はやることが多く、なかなかゆっくり落ち着けませんでした。

 

介護施設に入所したお知らせのはがきを送ることで、母の仕事が増えることもありましたが、でもハガキを送ったおかげで「どうして教えてくれなかった」と後で周囲から不満を言われることはありませんでした。

母の為によかったと思います。

田舎では人づてに相手の耳に入ってしまうことも多いのですし、かえってその方が興味を引いて噂にされるかもしれません。

きちんとお知らせしておくのが良いと思います。

 

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お正月には父宛に年賀状が何枚か届きましたが、お知らせのハガキに年賀状辞退の旨はすでに書いておいたので返信はしませんでした。

※追記 翌年も年賀状をくださる友人がいました。