施設を探す前に、費用の上限を決めておく必要があります。
親の年金だけで費用の捻出が難しい場合は、親の貯金を使うのか。
兄弟といくらまでなら援助できるのか、相談しておくとトラブルを避けられます。
施設選びのポイントは、まず「費用」だと思います。
次に施設選びのポイントは施設の希望条件。
自宅から近いとか、何でも希望を書きだすのがおすすめです。
リスト化してみると、優先順位が自然と見えてきます。
私が施設に希望する条件は、予算のほかにもいくつかありました。
・リハビリをしっかりしてくれるところ
・施設で診察を定期的におこなってくれるところ
・駅から徒歩で施設まで行けること
(車社会の田舎では施設が駅から離れていることが多いのです)
などなど。
希望条件を書きだすことで優先順位が見えてきて施設が選びやすくなります。
何を優先して、何をあきらめるか。
それでも悩んだら、ケアマネージャーに悩んでいることを伝えてみましょう。
アドバイスをもらうのです。
もちろん身内や友達に相談しても良いですが、ケアマネージャーは介護のプロです。
プロからのアドバイスには、現場でしかわからない情報もあります。
私の希望条件に見合う老人介護施設を見つけました。
電話で問い合わせすると空き予定もあるとのこと!
さっそく見学を申し込みすると、すぐに対応してくれました。
対応が良い施設であることも、今後のお付き合いを考えると重要です。
見学をしてみて、
・施設の外観に清潔感があり、エントランスの雰囲気がよい
・施設内も掃除が行き届いており、明るい雰囲気がよい
・案内してくれた人が丁寧な対応だった
・他の従業員も挨拶をしてくれて感じがよかった
・入所者のみなさんが落ち着いて過ごしていた
・レクで合唱したり、食事前に嚥下防止の運動をしていた
などなど。
見学してみて施設に好感を持ちました。
電話で大まかな費用を聞いていましたたが、細かいことも質問して見学は終了。
「介護認定の判定がまだなんですが・・・」
介護認定される前でも申し込みはできますが、施設によって受付してくれないところもあります。
事情を説明したうえで申し込みをしました。
あとは入所の許可が下りるのを待つのみです。