遠くの両親(介護保険施設)、わたしの暮らし 

脳梗塞で父が倒れ介護保険施設の生活をスタート。遠方で暮らす両親とわたしの日々


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実家の片付け、どこから手をつけるか?実家の片付けあるある。その4「服が多い」(体験談)

実家の片付け、どこから手をつけるか?実家の片付けあるある。その4「服が多い」(体験談) 

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実家の片付けで、両親の服の多さにも参りました。

タンスの中は服でいっぱい、入りきらない服が山積み。

シャツなどシワになりやすいものは、部屋内に設けられた物干し竿にびっしり吊るされていました。

これだけでも服が多い!と思っていたのに、押入れの中に衣裳ケースに入った服を見つけたときには悲鳴をあげたくなりました。

これらの服がブランド物であれば「捨てられないよねぇ」と同感できるし、自分が着れそうなものが無いかお宝の山に見えます。

しかし、両親の服はそのへんのスーパーで購入した安物で、自分が欲しくなるような服はありません。

無名ブランドでは古着屋も買い取ってくれないでしょう。

残念すぎる( ;∀;)

(※無名ブランドでも買い取ってくれる業者があることがわかりましたが限られています)

自治体の捨て方に従うと、実家ではゴミ袋に詰めて出せばよいようです。

地域によっては廃品回収でも捨てられます。 


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服を捨てられない理由

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母は

「まだ着れる」

「あまり着てないからもったいない」

「サイズが小さくなったけれど痩せたら着たい」

そんな理由から服をなかなか手放してくれません( ;∀;)

痩せた試し無いじゃん、、、とイヤミのひとつでも言いたくなりますが我慢。

あと、後になってわかった理由もありました。

母はサイズが大きいので、自分の身体に合う服で気に入るものを見つけるのが難しいため、なかなか服を手放せない習慣が身についてしまったようでした。


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でも、父の服は簡単に捨てられる

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ただ、母は父の服は潔く捨てました(;^ω^)

父の片腕が不自由になったので、上からかぶって着用するような服は着にくいことや、父の服には洗っても落ちないようなタバコ臭さが染みついていたこともあって、父の服はじゃんじゃん捨てていきました。

 

解決の兆し!時間がたてば服を捨ててくれるようになりました

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他の部屋の掃除が進むにつれて母の心境も変わってきました!

徐々に服を選別して捨てはじめていきました。

それでも「いったんゴミ袋に入れたけれど、やっぱり元に戻しちゃったわ」と告白するときもありました。

母にとって服を捨てる作業は辛いようです。

時間が必要なのだと感じます。

他にも掃除する箇所があるのでそちらを優先し、服の整理はいちばん最後でよいと思います。

繰り返し作業をすることで、以前よりは捨てることに抵抗が無くなっていきました。

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母が保存しようとしている服を再チエック

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服を長期保存しているとシミが浮いてきたり、生地が傷んでいることもあります。

しかし、高齢の母にはそれが見えてないときもあります。

保存しようとしている服を見て「シミがついているよ」と教えて捨ててもらいました。

 

着ないけど「勿体ない」と思う服の処分法

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着ない服でもキレイな状態だと「もったいない」と言ってなかなか手放せません。

気持ちはわかるんだけど。

「あなた着ない?」と言われても困る。

そんなとき「もったいないプロジェクト」という発展途上国に洋服を寄付できるところがあることを知りました。

送料は負担する必要がありますが、提携しているリサイクルショップなどもあるので近所にあれば持込することができます。

「人の役に立つなら」と服を手放しやすくなりました。

 

母を口説く!どうしようもないときの決め台詞

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母の「捨てるスイッチ」をオンにする決め台詞を見つけました。

「それは捨てて、また必要なときに買えばいいじゃない」

内心は(もう服は買わないで~!)と思っていますよ、もちろん。

母は「また買えばいいよね!」吹っ切れた様子で、捨てるかどうか悩んでいた服をじゃんじゃん捨ててくれるようになりました。

母の楽しみはショッピング。

母も服がこれだけあれば「買うな」と言われて当然だと感じていて、最近はショッピングをしていません。

しかし、捨ててしまえば「服が無いから買う!」と堂々と言えると思ったのでしょう。

とりあえず目先の服の処分を済ますには使える魔法の言葉です(*^▽^*)お試しあれ!