遠くの両親(介護保険施設)、わたしの暮らし 

脳梗塞で父が倒れ介護保険施設の生活をスタート。遠方で暮らす両親とわたしの日々


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実家の片付けは「ゴミを捨てる」だけじゃない。実家の片付けあるある。「生活用品のストックの量が多い」ことに親は気がついていない(体験談 その3)

実家の片付けあるある。「生活用品のストックの量が多い」(体験談 その3)

 

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実家は車が無ければどこへも行けないような田舎です。

そのため「洗剤が切れた」となると15~30分ほど車を走らせる必要があります。

生活用品がいつ切れてもいいように実家には在庫がストックされていました。

しかし、その量が半端なく多い。。。

新品の洗剤やシャンプーが出てくる出てくる!

ティッシュは1年くらい買わなくてもいいんじゃない!?

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生活用品の在庫品をストックする場所を変えました。

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今まで生活用品のストックは空き部屋に置いた棚に置いてありました。

よく見ると、軍手もいっぱいありますね。。。

トイレットペーパーは駐車場の中だったり、大雑把な整理がいかにも父らしい。

しかしこの整理方法は在庫を把握しにくく無駄が多いです。

そこで入浴剤やシャンプーは風呂場の近くに、

トイレットペーパーはトイレの近くに、

ティッシュは母がよくいるキッチンに置くようにしました。

消費する場所にストックを置く。

そんな誰でもやっていそうな整理を親はしていませんでした。(;゚Д゚)

それにも理由はあって、風呂場は狭いので置いておくような場所が無かったのです。

それでもつっぱり棚を設けるなど工夫してなんとかモノが置けるようにしました。

 

↓耐荷重20~30kgの突っ張り棒なら落ちてこないです(^^) 

 

 

全部を置けないにしても、いくつか置いておき、次回に帰省した時に在庫の補充をするという方法にしました。

場所を変えただけですが「母はわかりやすいし便利」と話していました。

 

生活用品の在庫品をどうしたか紹介。新品でも古いものは捨てました。

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シャンプーなど肌に触れるもので古いのは捨てました

どうやら母が気に入っていたシャンプーを安いときに父が買い置きしていたようですが、母が急に気に入らなくなって使わなくなり、捨てるのももったいなくて置きっぱなしになった経緯があるようです。

使わなくなった生活用品も、もったいないので「いつか使う」と言って捨てるのを拒みます。

その場合は自分が使いたいと言って引き取り、自宅で処分するとスムーズにいきます。

遠方の場合は、親が目にしない場所に移動させておき、帰省した際に徐々にこっそり捨てるようにします。

 

どうしても量が多い物は親戚におすそ分け。

 

サランラップがたくさんありました。

サランラップ粗品も多いですが、購入したものあります。。。

粗品があるなら買わずに使いなよ!( ;∀;)

全部を使い切るのは無理そうだったので、サランラップならあげても困らないかなと思って近所の親戚に10本ほどあげました。

それでもまだまだサランラップはありますが、少しはスッキリしました。

 

 実家の片付けは「ゴミを捨てる」だけじゃない。

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自宅に在庫があっても、その記憶が曖昧であれば親は「いつか使うものだから」と購入してしまいます。

それを防ぐには記憶を曖昧にさせないことが大事です。

「消費する場所に在庫を置く」やはりこれが重要だと思います。

購入が止まらないようであれば認知症の疑いがあります。

実家の片づけは不用品をどんどん捨ててスッキリするイメージがあったのですが、親の実家を片付けるとは「ゴミを捨てる」以外に「整理する」という作業があるのだな、と感じました。

整理が終わって母に生活用品の在庫を見せました。

母も「こんなにあるなんて!」と驚いていました。

在庫が大量にあることに気がついてなかったのです!そっちのほうが驚きだよ!

このように生活用品の在庫をひとつ場所に集めて見せたら言葉で言い聞かせるよりも効果が大きかったです。

これらを使い切るまで買わないように母に言いました。

 「これからお父さんにお金がかかるしね」

「そうね、本当にそうね!もうこれを全部使うまで買わない!」

母のお買い物にも歯止めが効果が出ました。