病院で父の様子を見て、今後は介護が必要なことが考えられました。
私がネットから介護について情報を調べて母に伝えていましたが、、遠方のため母とお互いの理解をすり合わせるのは なかなか難しいことがわかりました。
それに口頭で伝えてもよくわからないようで、生返事をすることも。
これは駄目だ!
そこで同じ書籍で情報を統一してみることにしました。
早速、母の分の本も購入して送りました。
最初の本は「親が倒れた!親の入院・介護でですぐやること・考えること・お金のこと」です。
まさに我が家のいまの状態!
見出しタイトルが
「親の入院費用はいくらぐらいかかる?」
「退院後は介護のケアも必要になりそう。。。」
となっていて、自分の知りたいことがすぐに見つかるのがいいと思いました。
「親が入院したら抱くような素朴な疑問や心配」が見出しになっていて(そうそう!これを知りたかったのよ!)という感じに、答えを探しやすいんです。
それに、父が倒れてからモヤモヤした漠然とした不安があって、他に何から手をつけていいかわからないときに本をパラパラとめくって、気になった見出しを読んでみたら安心できました。
そうか、私はこういうことがわからなくて不安だったんだ、と気がつきました。
概要を知るにはわかりやすい本です。
介護や親の入院が初めての人におすすめです。
だんだんと状況を把握するにつれもう少し踏み込んだところまで知りたくなってきました。
次に購入した本が「不安解消!親の入院・介護のしくみと手続きがすぐわかる本」です。
先の本より一歩踏み込んだ内容になっていると思います。
例えば
「転院するか、入院し続けるかで迷ったら」
という内容で、どんな行動をおこせばよいのか具体的なアドバイスが記されています。
利用料の一覧も掲載されており、詳しく金額まで把握したい人にも便利です。
こちらは参考書のような内容になっているので、ある程度入院や介護について知識がある人が詳しく知りたいときに使用するのに向いていると思います。
2冊の本を見比べてみて、かぶってる情報も多いですが、片方にしか掲載されていない情報もありました。
最終的には介護は自治体によって差があり、直接、地域包括センターや役所の福祉課に相談しなければわからないこともあります。
入院に関しても病院で聞かなければわからないこともあります。
しかし本が手元にあれば、入院や介護について流れを知ることができ全体を把握しやすいです。
ネットの情報では素人がまとめたあやふやなサイトが検索で上位にくることもあり、欲しい情報を見つける迄に時間がかかります。
本を使用してみたら本の方が情報を得るのに手っ取りばやくて便利だと感じました。
母と同じ本を持っているので、
「何ページのナニナニについて話したいんだけど」
と、やり取りもしやすくなりました。
家族で同じ本を持つのはおすすめです!
追記:父が脳梗塞で倒れてから1年以上経ちましたが、未だに本で確認することがあります。
ネットや雑誌は欠けている情報がある場合が多いことがわかりました。
やはり本はおすすめです。