遠くの両親(介護保険施設)、わたしの暮らし 

脳梗塞で父が倒れ介護保険施設の生活をスタート。遠方で暮らす両親とわたしの日々


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介護認定を受けてなくても利用できるサービスで高齢な母の食生活を改善!高齢者向け食事の宅配「食卓便」の利用をはじめる。(感想レビュー)

介護認定を受けてなくても利用できるサービス・高齢者向け食事の宅配「食卓便」の利用をはじめる。(感想レビュー)

 

 
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母が食卓便を利用してからしばらく経ちました。

食卓便は冷凍のお弁当を電子レンジで解凍して食べるサービスです。

母から食宅便の感想を聞きました。

母は糖尿病で、注文したのは塩分控えめのケアシリーズです。

食卓便は体の状態に合わせたタイプを選べるのが良いと思います。

 

母の感想

・電子レンジで温めて食べられるがラクでいい

・最初は薄味だと思っていたが、だんだんと慣れて美味しいと思うようになった

・和・洋・中のさまざまな味付けで食べるのが楽しい

・いろんなおかずが食べられて毎回おかずが違うので飽きがこない

・立派な帆立が入っていたり、良い食材が使われていると感じる

・食事の支度に時間がかからないので忙しい日も食べ損ねにくい

 

母は「しばらく食べてるけど、食事がかぶってないのがすごい!」と感心してました。

バラエティに富んだ食事で飽きないのが良かったです。

母は飽き性なうえに、こだわりが強いところがあるのですが、その母が続けられていることが驚きでした。

1食分は、主菜を含め約20種類の食材を使用した5つのおかずがあります。

 

 

↓食宅便の詳細はこちらからどうぞ

 

カロリーを気にしたお弁当、

塩分を気にしたお弁当など

体調に合わせてお弁当のコースを選ぶことができます。

 

1日1食だけでも栄養バランスのよい食事にしたことで、電話で話していても声に覇気がでてきて、母の健康も安定してきました。

糖尿病の母にぴったりでした。

後日、間違ってお好みコースを注文してしまったところ「美味しい!」と絶賛。

通常の味付けの食卓便は「とても美味しい」と話していました。

 

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私は母が想像以上に食卓便を気に入っていることに驚きました。

母は味に独特のこだわりがあり文句を言うことが多いのです。

てっきり、母からマイナスな感想がくるかと思っていたのに「美味しいよ」「いつも味付けが違うのよ」と楽しそうに話す様子にびっくり。

とにかく母が気に入ってくれてホッと安心。

食生活がこんなに簡単に改善できるなら、父が脳梗塞で倒れる前に食宅便の利用を提案してあげられてたらよかったなと思いました。


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 食卓便利用のきっかけ・自炊するのが難しい高齢な母

 

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母は糖尿病を患っていて、その影響から床に伏せたり体調が優れないことがありました。

そこで父が家事をするようになって20年くらいになります。

母も洗濯物を洗ったり干したりするくらいの家事はしていました。

しかし、父が脳梗塞で倒れてしまい、問題は母の食事でした。

父が食事の用意をできなくなってから母の食生活を確認すると、朝はパン、昼は冷蔵にあるものを適当に、夜は買ってきた惣菜を食べていると言います。

「昨夜は春雨を食べた」

「あれ?春雨なんか食べるの?」

「カロリーが低いから好きじゃないけど食べた」という返事。

ふーん、カロリーを気にして食べてるのか。

「今晩はクリームグラタンを食べた」

えっ、クリームグラタンはカロリー高いんですけど。。。

 

そんな感じで母の気まぐれでメニューは決められて、明らかに野菜が足りていません。

栄養バランスも偏りがありました。

気にはしていたものの、父が倒れてから2週間ほどして母が朝に起き上がれないというトラブルが発生!

後からわかったのですが、父が脳梗塞で倒れたショックから食欲が無く、食事をまともに食べていなかった!

他にも、慣れない父の入院の対応や見舞い、そしてこの先の心配などさまざまな影響があったと思います。 

 

高齢な母の食生活を改善させる方法。高齢者向け食事の宅配を利用する。

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とにかく母に栄養バランスのよい食事ができるようにしなければ!

そこで役所に問い合わせをして高齢者向けの食事サービスがあるか質問しました。

実家の自治体では、2つの食事サービスがあることがわかりました。

 

・A:お昼にお弁当が配達されるサービス

・B:食卓便が宅急便で配達されるサービス

理想的な栄養バランスを追求! 日清医療食品の「食宅便」

 

どちらも介護認定を受けてなくても利用できるサービスでした。

しかしお弁当を利用するには、高齢で調理するのが難しい人なら使えるという条件があり、地域包括センターから生活状況の確認が必要だと言われました。

お弁当は配達されたらすぐにお昼を食べられますし安否確認にもなります。

必要の無い日は事前に連絡すればその日の配膳はストップされます。

しかし、地域包括センターが自宅を訪問することに母は難色を示しました。

それで審査の必要ない食宅便を申し込みました。

結果的に、好きな時間に食事ができるのが母の都合にぴったりでした。

母は父のことで急に病院から呼び出しを受けたりして外出することが頻繁にあり、お弁当の配達を頼んでいたらキャンセルする日が多かったと思います。

冷凍の食宅便にしてよかったです。

まずはいちどお取り寄せして試してみてはどうでしょうか。

友人は、母親が入院している間、父親の食事に食卓便を利用していたと話していました。