遠くの両親(介護保険施設)、わたしの暮らし 

脳梗塞で父が倒れ介護保険施設の生活をスタート。遠方で暮らす両親とわたしの日々


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七夕の飾りも高齢者には危険!?

七夕の飾りも高齢者には危険!?

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昨日は七夕でした。

施設では特にイベントは無かったようですが、玄関先に七夕の飾りつけがされていました。

ところがしばらくすると移動されてて、不思議に思った母は他の入所者さんに聞いたところ、

「食べる人がいたから移動させたみたい」

えー!七夕の飾りを食べるの?

イカの飾りでも見て食べられると思ったのかな?

認知症の方だと思われますが、目が離せませんね。


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母の施設には自宅での世話が限界になって入所されてる方が多いので、母は「歳になったらやっぱり駄目になっちゃうものなのね」

ときどき気が沈むようです。

「そんなことないよ!元気な高齢者もいるところにはいるよ!お母さんの身の回りにいないだけで」

 

 

最新号のゆうゆうに、

 

86歳のNさんは毎日40分のウォーキングを26年続けている、

 

89歳のOさんは50歳で和式トイレから立ち上がれなくなり、それからトレーニングをしてベンチプレスの世界大会で優勝している、

 

93歳のMさんは今でもひとりで銀座へお出かけしている、

 

そんな記事が掲載されていたので母に送りました。

3人のように活き活きと暮らして欲しいとは言いませんが、日ごろから心がけている人は高齢になっても元気でいられることや、今からでも運動を続けていれば80代を迎えたときに、きっと差が出てくることを伝えました。

指の第一関節を曲げると痛い。ヘバーデン結節かどうか病院へ行ってきました。

指の第一関節を曲げると痛い。ヘバーデン結節かどうか病院へ行ってきました。

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中指の第一関節が痛いです。

安静にしていましたが、パソコンでキーを打つとやっぱり痛くなってきます。

ふとした弾みで中指に圧がかかると(ぎゃー!)と心の中で叫ぶほど痛い。

整体の先生に診て頂くと、

「、、、病院に行っても治らないやつだと思います」

と言われて、ヘバーデン結節だと思ったようでした。

ヘバーデン結節なら病院へ行っても治らないとはわかっていましたが、痛みを緩和する薬を処方してもらおうとも思いました。

それに母には「病院で診てもらうように」と常々うるさく言っているのに、自分が行かないのもね。。。


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整形外科で診てもらいました。

先生は指を診た後、レントゲンを撮り、

「関節もキレイですね。指の使いすぎとか、ぶつけませんでしたか?」

「あのー、ヘバーデン結節の可能性はありますか?」

思い切って聞いてみました。

お医者さんによってはこういう質問を嫌がるのでドキドキです。 

でも先生は、パッ!と顔が明るくなってうれしそうに話してくれました。

 

「ヘバーデン結節は初期だとレントゲンにうつらないことがあります。

あなたのがヘバーデン結節かどうかわからないけど、仮にヘバーデン結節だとして話しますね。

ヘバーデン結節に治療法はありません。

ヘバーデン結節は痛みがあるときは変形しているときで、

変形しきってしまえば痛くないんです

やっぱりヘバーデン結節は治らないのか!

変形しきってしまえば痛くないって~( ノД`)シクシク…

「痛むんでしたら指をすっぽり覆うものやテーピングがありますよ」

先生はパソコンを使って検索してみせてくれました。 

 

↓こういうのです。

 

  

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ロキソニンテープ50㎎を処方されて、

「痛みがひどいようだったらまた来てください」

と言われて帰ってきました。

自宅に帰ると注文していたエクオールが届いていました。

 

ヘバーデン結節という診断はおりませんでしたが、ヘバーデン結節はホルモンバランスの影響から起こるのではないかとされています。

クオールを飲んで様子をみようと思います。

ロキソニンテープを貼ってみたところ、痛みが引いてるように思います。

ロキソニンテープは市販されていないようなので、痛みが強いときは処方してもらうと良いかもしれません。

 

 

こちらの本に推定患者数500万人! 「隠れた国民病」 とあって、

そんなに患者がいるのに解決できないなんて!

今は未病のうちに負担を軽くして使わないのが主流の解決策のようです。

『阿川佐和子×ヤマザキマリ母の認知症介護対談120分』を読んで

阿川佐和子×ヤマザキマリ母の認知症介護対談120分』を読んで 

待合に雑誌があると読むほうです。

楽天マガジンを申し込んでいるので電子書籍で雑誌は読み放題で、女性自身も読めます。

 

さて、この雑誌で興味深く読んだのが、

阿川佐和子×ヤマザキマリ母の認知症介護対談120分』

 阿川佐和子さんはご存知の方も多いと思いますが、ヤマザキマリさんは漫画家で『テルマエロマエ』が大ヒットした方です。

お母様はヴィオラ演奏家です。

 

阿川佐和子さん(65歳)、お母様91歳の介護歴8年(レビー小体型認知症

ヤマザキマリさん(52歳)、お母様86歳の介護歴3年(認知症パーキンソン病

 

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ヤマザキマリさんのお母様の認知症の症状がはっきりと出たのは、なんとハワイに旅行したとき!

えー!旅先でそれは困る。

それまでも「あれ?」と思うことはあったものの、お元気だったそう。

けれどもハワイに到着早々、救急車で病院に運ばれてしまったのです。

お母様の様子に「そういう症状が起きるんだな」と真剣に読んでしまいました。


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後半は介護がはじまるにあたって、仕事をどうするか悩んだことなどにも触れられていて、お友達の意見にハッとさせられたそう。

持つべきものは、良きアドバイスをくれる友達!

 

ふたりから学んだ『介護をうまく続けるコツ』は、ときどきストレス発散させること。

ただこれが阿川佐和子さんとヤマザキマリさんのレベルだと、自立してるからこそ、コンサートやゴルフなどに出かけるなどして、ストレスをお金で解決できている気がします。

また外出の間は、誰かが代わりにお母様の面倒を見てもらえるという環境も整えられているからこそ。

 

同じ生活レベルなら参考になると思いますが、例えば両親の年金で介護費用が賄えない場合は、子供が負担することになります。

お財布に余裕がなければ、両親を預けてどこかへ出かけるなんてできなさそう。


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以前にも、ちょっとリッチなご家庭の介護のお話を読んだのですが、

「介護があっても、イギリスへ行きたかったのでイギリスへ行った。介護のために我慢はしない」

とありました。

イギリスに行くのいいですが、もしも親が急変したら?と考えると遠出をしない子供は多いので、びっくりしました。

「親が介護施設に入っているから、いつでも駆けつけられるように旅行は夫婦交代で行っている。

もう海外には行けない」

と知人が話していたことがあります。

私の両親は祖母が高齢になって、そこそこ元気であるにもかかわらず、大事をとって遠出をしないと徹底していました。

これは極端な例だと思いますが、気晴らしに外出を考えるけど、何かあったらと思うと気持ちが外へ向かないことってあります。

 

f:id:caigo:20190702180307j:plainどうしたらいいか、、、

介護している者同士のコミニティが必要かなと思いました。

同じような生活レベル、介護状況の気の合う仲間と触れ合うことで気持ちが救われたり、情報交換できれば明日もまた頑張れることもあるんじゃないでしょうか。

 

おふたりの対談はP64~70にわったって紹介されています。

阿川佐和子さんと、ヤマザキマリさんがズバズバと話しているので面白いですよ。

おすすめです。