遠くの両親(介護保険施設)、わたしの暮らし 

脳梗塞で父が倒れ介護保険施設の生活をスタート。遠方で暮らす両親とわたしの日々


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熱中症に注意。老人施設が用意してくれた「おやつ」

熱中症に注意。老人施設が用意してくれた「おやつ」

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連休のはじまりの日、母が 「朝から水分を摂れ摂れ、ってうるさいのよ」

施設の職員さんが熱中症に配慮して声がけをしてくれていたようです。

からしたら、うるさく言ってくれるくらいのほうがありがたい!

認知症の方も多いので、繰り返し注意を呼び掛けていると思うのですが、母は(何度も言われなくてもわかる!)という気持ちなのでしょう。

施設では部屋も廊下もトイレも!冷房が効いていて「快適よ!」と母はご機嫌です。

以前に母の入所を検討したケアハウスに質問したところ、冷暖房は入所者さんの部屋と食堂のみで、廊下やトイレはついてないと聞いていたので、施設によって違いがあると思います。


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暑くなった日の午後、かき氷のおやつがあったそう!

まー、なんて素敵な配慮!

かき氷は熱を持った身体を冷やすだけでなく、同時に水分が摂れます。

飲み物をあまり飲まない人には、かき氷などで水分補給を促すのが良いと聞いたことがあります。

入所者さんが熱中症にならないように施設が工夫してくれている様子が伺えました。

「もちろん食べたんでしょう?」

甘いものが好きな母が断るなんて考えられません。

しかし、母はもらうつもりだったけど、一緒にいた人が断ったので私も断った、と言うのです。

驚き!

でもよく考えてみれば、周囲に合わせる田舎の習慣が母をそうさせたのね。。。

結局は職員さんが強くすすめてくれたおかげで、かき氷は食べたそう。

「せっかく職員さんが用意してくれたんだから、遠慮なく頂いたほうが職員さんも喜ぶと思うよ」

次回は快く頂くようにアドバイスしましたが、それでもやっぱり一緒にいる方が断ったときは、もらいにくいとのこと。

そのあたりは職員さんが心得てるとは思うけど、職員さんも「わー!うれしい!」と入所者さんに言ってもらったほうが作り甲斐があるだろうに。

両親の住む地域は謙遜や遠慮が美徳とされる風潮が強くあるから、一度お断りするのもマナーなのかも。

言葉では説明しにくいけれど、モノをもらうことに対して飛びつくと「卑しい」見られてしまうことがあります。

そういう文化を面倒だなぁとたまに感じてしまいます。

簡単なお裁縫・懐紙入れ(ふくさ)を裁縫してもらう(高齢者の暇つぶし・入院中)(ハギレで作れるもの・小物)

高齢な母に簡単なお裁縫・懐紙入れを裁縫してもらう(高齢者の暇つぶし・入院中)(ハギレで作れるもの・小物)

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母の暇つぶし兼老化予防の裁縫に、今回はひっくり返して作る懐紙入れを送りました。

古い着物や帯で作るとグッと懐紙入れっぽくなると思いますが、懐紙入れのサイズを真似ただけで、実際には小物入れとして使ってもらいます。

横17cmで、お札がぴったり入るくらいのサイズです。

用意するのは17cm×19cm、17cm×39cm 各1枚です。

大きさを変えれば袱紗(ふくさ)にもなります。

 

前回にポーチを作ったデコレクションズさんのはぎれの余り布を利用しました。

可愛いんですよね♪

ゆうパケットで郵送してもらえるので送料もリーズナブルなのがうれしい!

内布は自宅にあったものを適当に見繕いました。

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39cmの布を、表向きにして10cmで山折り①し、1cm下を縫います。

縫わなくても大丈夫なのですが、縫ったほうが開閉口がピシッとしてモノの出し入れがしやすくなります。

縫ったら、谷折り②を折ります。

 


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折った布と、17cm×19cmの布を中表にして重ねます。

そして布が重なっている部分の底辺を残して、周囲をぐるっと縫い代1cmで縫います。

縫ったら角を切り落として、ひっくり返したときに角がキレイにでるようにします。

 

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ここからひっくり返します。

 

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1回ひっくり返すとこんな感じになって。

この作り方だと、袋の底となる部分(写真)が縫われていないのがちょっと気になるけど、見えないのでまぁいいか。

さらにもう1回ひっくり返します。

 


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出来上がり!

お好みでスナップボタンやマジックテープをつけるとフタがぷらんぷらんしません。

いつものようにぐるっと縫う手前まで準備して母に送りました。

しかし母から何も言ってこない。

作ったかどうか聞くと「作ったよ」

なぜ言わないのだろう。。。

フタの部分はスナップボタンでもつけたか聞くと、

「スナップボタンだと、小さい金具をいちいち合わせるのが大変だと思って、輪をつけてくるみボタンでとめれるようにした」

なるほど、スナップボタンは母にはやりにくいのか。

「簡単だった?」

「簡単だけど、これくらいでちょうどいいのよ~」

簡単すぎると老化予防にならないのでは?と思うけれど、飽き性な母なのでそのあたりの匙加減が難しいです。

 

>その他のハンドメイドレシピ(ポーチ、トートバッグなど)

2018年8月から介護保険の自己負担割合が、現在2割負担が→3割負担に!?

2018年8月から介護保険の自己負担割合が、3割負担に!?

 

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現在、介護保険の自己負担割合は、

 

夫婦の年収が346万円未満(単身の場合は280万円未満)

介護費用の自己負担額 1割負担

 

夫婦の年収が346万円以上(単身の場合は280万円以上)

介護費用の自己負担額 2割負担

 

(年収は所得金額) 

それが2018年8月から介護保険が変わり、

 

夫婦の年収が463万円以上(単身の場合は340万円以上)

介護費用の自己負担額 3割負担 

 

高所得者の介護費用の自己負担額が3割負担になります。

世代間・世代内の公平性を確保しつつ、制度の持続可能性を高めるために見直しがされたとのこと。

日本の介護保険制度は2000年からはじまり、当初は1割負担でしたが、高齢者の増加に伴い2015年に年収に応じて2割負担となることとなりました。

そして2018年、高所得者が3割負担となったというわけです。

受給者全体で496万人、そのうち3割負担となり負担増しとなる人は全体の約3%で、12万人の見込みです。

 


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ただし、月額44,000円の負担の上限あり

 

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高所得者の介護費用の自己負担額が3割負担になりますが、月額44,400円の負担の上限があります。

ということは最大で自己負担額が44,400円ということになりますね。

特養入所者の一般的な費用額の2割相当分は、すでに44,400円の上限に当たっているため、3割負担となっても負担増となる方はほとんどいないとのことで、ちょっと安心しました。

 

自己負担が3割負担になるかどうかわかるのはいつ?

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適用される負担割合は、介護認定の際に保険者から届く「介護保険負担割合証」をご覧ください。

すでに介護認定を受けられている方の「介護保険負担割合証」は、前年度の所得を基に判定した結果が、毎年7月頃に届くようになっていますので、そろそろお手元に届く頃かと思います。

父の施設のケアマネージャーさんから、届いたらすぐに見せて下さいと言われています。

 

参考:介護保険制度の概要 |厚生労働省