遠くの両親(介護保険施設)、わたしの暮らし 

脳梗塞で父が倒れ介護保険施設の生活をスタート。遠方で暮らす両親とわたしの日々


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要支援2の母の施設選びのまとめ。施設選びのコツ。

要支援2の母の施設選びのまとめ。

 

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要支援2だと、入所できる施設の選択肢が少ないです。

要支援2の母の施設選びでは下記3件から検討しました。

要支援2でもグループホームに入所できますが、認知症の診断を受けていることが前提となります。

もしも母に認知症の診断があったら、グループホームがいちばん有力候補になったと思います。

 

「サービス付き高齢者向け住宅」(サ高住)

ケアハウス(自立型)

住宅型有料老人ホーム

 


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要支援2の母の施設選びのコツ。

 

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施設選びは悩みました。

何を重要視するのか、施設を選ぶ際にあらかじめ決めておくと、候補の施設がはやいうちから絞られてきますのでおすすめです。

 

◆月々の支払料金を確認する

私は月額料金をいくらまでと決めました。

ホームページに詳細を記載している施設もありますが、ものすごく細かいところまでは掲載していないことがほとんどです。

施設に問い合わせして詳細な金額を確認しました。

電話の会話中に、「洗濯機は1回100円です」「電化製品の持ち込みの場合は、1点につき電気代として500円頂いてます」など発生する料金に気がつくことがありました。

施設によっては火災保険に加入を求められることもあります。(サービス付き高齢者住宅が多いです)

実費に近い数字を把握するためには、施設に問い合わせするのがおすすめです。

 

◆立地条件を確認する

施設から駅までどれくらい時間がかかるのか、など自分が施設に訪問しやすいかどうか確認します。

親を見舞うだけでなく、事務処理など施設の用事で訪問しなければならないときもありますので、通いやすいところが好ましいです。

我が家の場合、母が父の施設まで通いやすいこと、私がアクセスしやすいこと、できれば2つの条件を満たしていることが重要でした。

バスはあるのか、バス停は近いか、駅まで徒歩で行けるのかなど交通手段は多いに越したことはありません。

そしてできれば、周囲にスーパーや病院、公園など生活に便利なものがあると母の生活に潤いが出て好ましいです。

歩道があるのか、道はそれなりに整備されているかも気にはなりました。

母がひとりで外出するのに危なくない環境のほうが安心です。

街中から離れた施設では、月に何度か希望者をスーパーへ送迎するサービスを提供していることもあります。

 

◆運営会社に注目するのもおすすめ

もしも、どちらの施設にしようか悩んだから運営会社を比べてみるのもおすすめです。

規模の大きな企業であるほどマニュアルがあり、管理や社員の教育が行き届いている傾向にあるように思いますし、倒産のリスクも低いと思います。

経営が悪化した施設では、設備投資などができないため老朽化が目立ってきますし、人件費を削って少人数で賄おうとして、安全面に心配がでてきます。

病院が経営している施設の場合、病気になった際に素早く対応してくれるなどのメリットもあります。

 

 

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まとめると、料金、立地、環境の3点が母の施設選びのポイントでした。

支援2では入所できる施設の選択肢が少なかったです。

かなり遠くの施設まで検討しました。

田舎ではデイサービスを併用して自宅暮らしを続ける方が多いからなんでしょうね。

都市部のほうが支援1~2程度までの方が入居できる施設が増えているとニュースで聞きました。

子供が親を呼び寄せたいというニーズがあるからのようです。

結局、予算を少しオーバーしつつも、許容範囲内で施設を決めることができました。

参考になれば幸いです。

要支援2の母でも入所できる施設「住宅型有料老人ホーム」を検討する

要支援2の母でも入所できる施設「住宅型有料老人ホーム」を検討する

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母は要支援2です。

父の施設選びでも検討した「住宅型有料老人ホーム」で、母に合う施設が無いか探しました。

住宅型有料老人ホームの詳細は過去の記事にまとめてありますのでそちらを参考にどうぞ。

 

住宅型有料老人ホームとは?【介護施設の種類】 体験談も交えて紹介! - 田舎に住む両親をどうする? ~遠距離介護な日々~

 


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要支援2の母でも入所できる施設「住宅型有料老人ホーム」探し(体験談)気になった施設に電話で聞いてみる

 

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住宅型有料老人ホームの入所条件は施設によって異なります。

支援1、2から要介護1~5の人が対象というところがほとんどですが、電話で伺ってみると「支援1、2も受け入れることはできますが、こちらの住宅型有料老人ホームでは要介護度の高い方が多いのでちょっと合わないと思います」という施設もありました。

何がちょっと合わないのか?

例えば、提供される食事。

入所されている大多数の方の体調に合わせた食事を作るので、消化が良いものばかり出てお肉が少ない、など食事面で不満がでることが考えられます。

もちろん個別対応の施設もありますが、料金がお高い施設だったりします。

あとは、周囲が体調の思わしくない方が多いと、気がふさぎ込んだりすることもありますので、なるべくなら介護度の程度が同じ人が多い施設に入所するのが好ましいとは思います。

老人ホーム検索のLIFULL介護
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要支援2の母でも入所できる施設「住宅型有料老人ホーム」探し(体験談)周囲の環境を地図で調べてみる

 

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母は要支援2なので、まだまだひとりで外出を楽しむことができます。

運動を兼ねて散歩できそうな公園が近くにあったり、ちょっとした買い物ができるスーパーが最寄りにあるのが好ましいです。

今はGoogleMapで簡単に調べられますし、ストリートビューを見ればもっと詳しい様子も確認できます。

ストリートビューを見ると、地図ではわからなかったことも見えてきますのでおすすめです。

例えば最寄りのバス停にベンチが設置されているのを見て、これなら高齢な母でもバスを利用しやすそうだと感じることができます。

でも何よりも父の施設にアクセスしやすいというのが母の施設選びの第一条件。

パーフェクトな物件ではありませんが、比較的リーズナブルで、父の施設に通えそうな住宅型有料老人ホームを見つけました。

問題は部屋が空いているかどうかでしたが、ちょうど部屋に空きがでるところとのことで申し込みをすることにしました。

住宅型有料老人ホームは特養や老健の空き待ちに利用されている方も多く、他の施設よりは入居しやすいと思います。

要支援2でも入所できる住宅「サービス付き高齢者向け住宅」(サ高住)

 要支援2でも入所できる住宅「サービス付き高齢者向け住宅」(サ高住)

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 母のために要支援2でも安心して暮らせる環境を探すことにしました。

そこで「サービス付き高齢者向け住宅」(サ高住)を検討してみました。

 

老人ホーム検索のLIFULL介護
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サービス付き高齢者向け住宅」(サ高住)とは?

 

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サービス付き高齢者向け住宅」(サ高住)とは、都道府県単位で認可・登録された高齢者向けの賃貸住宅です。

施設では無く住宅です。

部屋にキッチンがついていて自炊できるアパートのようなつくりなところから、共有スペースの食堂で食事が提供される寮のようなタイプなど、それぞれに特徴があります。

自分の生活スタイルに合った「サービス付き高齢者向け住宅」(サ高住)を選びましょう。

 

サービス付き高齢者向け住宅」(サ高住)の入居条件は?

 それぞれの「サービス付き高齢者向け住宅」(サ高住)によって異なりますが、自立している方から介護度が重い方でも条件に合えば入居できます。

介護度が重くなっても引き続きどのようにして暮らせるのかチエックすると良いでしょう。

介護保険の居宅サービスが使用できる、有料だけれどオプションで利用できるサービスが用意されているかどうか確認すると良いと思います。

 


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 「サービス付き高齢者向け住宅」(サ高住)はこんな人におすすめ!

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 ひとり暮らしは心配だけれど、でもなるべくひとり暮らし(夫婦)をしたい人におすすめです。

それぞれの「サービス付き高齢者向け住宅」(サ高住)によってサービスは異なりますが、コンシェルジュのいるホテルを想像してみてください。

「電球が切れたので交換して欲しい」そんなときはスタッフに連絡すれば交換してくれます。

そのため料金はやや高めで、裕福層向けの住宅が多いようには感じます。

今後はもう少し変わっていくことを期待しています。

 

母に 「サービス付き高齢者向け住宅」(サ高住)はどうか?

探してみたところ、「サービス付き高齢者向け住宅」(サ高住)は両親の田舎近隣にはほぼ無く検討する余地はありませんでした。 

 現在「サービス付き高齢者向け住宅」(サ高住)の建設を推し進めていると聞いていますので今後は増えていくと思います。