遠くの両親(介護保険施設)、わたしの暮らし 

脳梗塞で父が倒れ介護保険施設の生活をスタート。遠方で暮らす両親とわたしの日々


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要支援2でも入所できる住宅「サービス付き高齢者向け住宅」(サ高住)

 要支援2でも入所できる住宅「サービス付き高齢者向け住宅」(サ高住)

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 母のために要支援2でも安心して暮らせる環境を探すことにしました。

そこで「サービス付き高齢者向け住宅」(サ高住)を検討してみました。

 

老人ホーム検索のLIFULL介護
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サービス付き高齢者向け住宅」(サ高住)とは?

 

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サービス付き高齢者向け住宅」(サ高住)とは、都道府県単位で認可・登録された高齢者向けの賃貸住宅です。

施設では無く住宅です。

部屋にキッチンがついていて自炊できるアパートのようなつくりなところから、共有スペースの食堂で食事が提供される寮のようなタイプなど、それぞれに特徴があります。

自分の生活スタイルに合った「サービス付き高齢者向け住宅」(サ高住)を選びましょう。

 

サービス付き高齢者向け住宅」(サ高住)の入居条件は?

 それぞれの「サービス付き高齢者向け住宅」(サ高住)によって異なりますが、自立している方から介護度が重い方でも条件に合えば入居できます。

介護度が重くなっても引き続きどのようにして暮らせるのかチエックすると良いでしょう。

介護保険の居宅サービスが使用できる、有料だけれどオプションで利用できるサービスが用意されているかどうか確認すると良いと思います。

 


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 「サービス付き高齢者向け住宅」(サ高住)はこんな人におすすめ!

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 ひとり暮らしは心配だけれど、でもなるべくひとり暮らし(夫婦)をしたい人におすすめです。

それぞれの「サービス付き高齢者向け住宅」(サ高住)によってサービスは異なりますが、コンシェルジュのいるホテルを想像してみてください。

「電球が切れたので交換して欲しい」そんなときはスタッフに連絡すれば交換してくれます。

そのため料金はやや高めで、裕福層向けの住宅が多いようには感じます。

今後はもう少し変わっていくことを期待しています。

 

母に 「サービス付き高齢者向け住宅」(サ高住)はどうか?

探してみたところ、「サービス付き高齢者向け住宅」(サ高住)は両親の田舎近隣にはほぼ無く検討する余地はありませんでした。 

 現在「サービス付き高齢者向け住宅」(サ高住)の建設を推し進めていると聞いていますので今後は増えていくと思います。

要支援2でも入所できる施設「ケアハウス」軽費老人ホーム。「ケアハウス・自立型」に母の入所を考える。

要支援2でも入所できる施設「ケアハウス・自立型」

 

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母のために要支援2でも入所できる施設を探すことになりました。

要支援2でも入所できる施設は「ケアハウス」の自立型です。

 


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「ケアハウス・自立型」軽費老人ホームとは?

 

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 ケアハウスは家族との同居が難しい高齢者や身寄りがない高齢者が軽費(無料または安い費用)で利用できる、食事付きの施設です。

ケアハウスは各部屋にキッチンがついている自炊タイプと、食堂で食事を提供するタイプがあります。

高齢者の食事付きマンションや、食事付きの寮のような施設を想像していただければと思います。

 

「ケアハウス」自立型の入居条件

入居資格は60歳以上で、介護認定は必要ありません。

介護が必要になったら退所しなければなりません。

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「ケアハウス・自立型」は母にどうなのか?

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母にひとり暮らしをさせるのは不安だけど、 簡単な身の回りの世話は自分でできます。

しかし火を使うような調理が難しく、食事の栄養バランスも悪いです。

ケアハウス・自立型はそんな母にぴったりな施設です。

費用面でも老人施設の中で負担が少ないほうなのでおすすめの施設です。

いいなと思ったケアハウスに電話したところ、

「待ち(待機人数)もいっぱいで空きはなかなか出ないです」との返事。がーん!

いろいろケアハウスを調べてわかったのが、

 

・そもそもケアハウスの数が少ない。

・希望する立地に無い。

・満員。

・待ち人数も多い。

 

いろいろあって半年後に同じケアハウスに電話したら、

「急に空きがたくさん出たので、申し込みをして頂ければ入居できるかもしれません」と言われました。

「待ち人数も多いですが春ほどでは無くなりましたし、お断りされる方もいらっしゃいますので思ったよりははやく順番が来ると思います」

半年で随分と事情が変わるものですね!

待機待ち人数が多くても、申し込みをしておけば順番が思ってたよりはやく来る可能性があることがわかりました。

しかし、入所できる確約が無いので、冬前に入所させたい母にはケアハウスの空きを待つのは無理だと判断しました。

「ケアハウス」に問い合わせして聞きました。その他の費用などホームページに載ってない詳細

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ケアハウスのホームページに、月々の費用などは掲載されているけど、その他に発生する細かい費用について記載がないところも多く見られました。

それは電気代や洗濯についてです。

電気代は個別徴収になっているところが多いと感じました。

地域によって寒暖差があるのでどれくらい電気代がかかるかわかりませんが、平均して月々1~1万5千円の予算が必要でしょうか。

ケアハウスに質問してみるのも良いと思います。

電気料金を一律で徴収しているケアハウスもありますが、冬や夏には冷暖房費として数千円別途徴収する場合もあります。

洗濯機はコインランドリーで有料なところが多かったです。

洗濯機が無料で使用できるケアハウスもあります。

ケアハウスの入所の際に電気代、洗濯機、その他に何か生活費で発生する料金はないか詳細を確認されたほうが良いと思います。

ベッドは持ち込みもOKなことがほとんどですが、レンタルもあれば提携している業者を紹介してくださいます。

そのケアハウスを気に入るかわからないので、最初はレンタルを利用して様子を見て、長く住めそうだったらベッドを持ち込んでも良いと思います。

ケアハウスは比較的元気な高齢者が暮らす施設なので、外出は自由です。(門限があるところもあるかもしれません)

ケアハウスから仕事に通っている人もいました。

駐車場を借りて車に乗っている人もいますし、自転車で出かける人もいます。

自立型のケアハウスは介護が必要になったら退所しなければなりませんが、なかには十年以上暮らしてる方もいらっしゃいました。

ケアハウスによっては訪問者(家族)を部屋に泊めることができ、布団のレンタルサービスもあります。

 

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レクリエーションに力を入れているケアハウスでは外出を企画していたり、菜園のあるケアハウスでは野菜を育てることができます。

郊外のケアハウスはスーパーまでも距離があるため、週に1度の買い物ツアーなどを無料で設けていることもあります。

買い物癖のある高齢者は、あえて近所に店のないケアハウスを選ぶのもいいと思います。

遠出のレクリエーションは利用料が発生することもありますが、施設によって頻度も内容も異なります。

施設によって特徴があるので、入所する人の好みに合った施設を選ぶのがおすすめです。

要支援2で受けられるサービス。高齢母の要支援2でお願いする介護サービスを考える。

要支援2で受けられるサービス

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母は要支援2です。

要支援2で受けられるサービスを調べてみました。

利用できるサービスの目安は、設定目標を達成するための介護予防サービスになります。


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要支援2で受けられるサービス

・介護予防訪問入浴(全身浴・清拭、部分浴)

訪問看護(病状の観察や判断、薬の服用アドバイス、医師の指示による医療的処置、食事や排せつの援助、入浴の介助、他機関との連携、療養生活の相談など、認知症の看護、終末期ケア)

訪問介護ホームヘルパーサービス)

・訪問リハビリテーション

・居宅療養管理指導

通所介護(デイサービス)

・通所リハビリテーションデイケア

認知症対応型通所介護(デイサービス)

認知症対応型共同生活介護グループホーム短期利用)

・短期入所生活介護ショートステイ

福祉用具貸与・販売

・住宅改修

・小規模多機能型居宅介護(通い+泊り+訪問介護を組み合わせられる)

 

支給限度額は104,730円/月で、自己負担額は費用の1割の10,473円で利用できます。

 2015年8月より、65歳以上の被保険者のうち一定以上の所得がある方については、2割の負担費用で20,946円になります。

 

要支援2で受けられるサービスを見てもよくわからなくても、ケアマネージャーに『具体的に困っていること』を伝えると、介護サービスを提案してくれます。

箇条書きにしておくと伝え漏れがありません。

 

そして、介護保険では無いのですが、要支援でも自宅でひとり暮らしをさせるのが心配という場合の検討材料に利用できるサービスを紹介します。

 

その他利用できるサービス

・有料老人ホーム(住宅型有料老人ホーム、健康型有料老人ホーム)

・(要支援2で無くても利用できる)ケアハウス

・(要支援2で無くても利用できる)サービス付き高齢者向け住宅

 

78歳母とブロガー娘の 今日からいきなり介護です 

 

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自己負担額の目安を下記に書きだしてみました。

(ケアマネージャーが家族やご本人の聞き取りをもとに必要なプランを立ててくださいますので、自分で計算しなくても大丈夫です)

予算については、プランを立てる際に相談されると、無理の無い範囲で計画してくれます。

 

自己負担額の目安

介護予防訪問入浴(全身浴 約800円/回・清拭、部分浴 約600円/回)

訪問看護(指定訪問看護ステーション 約800円/30分以上~60分未満、病院・診療所 約600円/30分以上~60分未満)

訪問リハビリテーション(週1回20分302円)

居宅療養管理指導(1回約500円)

通所介護(デイサービス)利用する施設の規模によって異なりますが、1回700円程、入浴を併せて利用すると1700円程のところが多いです。

通所リハビリテーションデイケア)利用する施設の規模によって異なります。

認知症対応型通所介護(デイサービス)利用する施設の規模によって異なります。

認知症対応型共同生活介護グループホーム短期利用)施設によって異なります。

短期入所生活介護ショートステイ)施設によって異なります。

福祉用具貸与・販売(購入の場合は購入費の9割、最大9万円(年間)補助)

 住宅改修(改修費用の9割、上限18万円を補助)

 小規模多機能型居宅介護(6,877円/月)

 

健康以下、介護未満 親のトリセツ

 

母の要支援2で利用できる介護サービスを考える。

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母のひとり暮らしで心配なのは、思いつくところで、食事、お風呂、ゴミ出し、買い出しの4点。

母はひとりでお風呂に入れます。

しかし、お風呂で何かあったら?という心配から、入浴見守りを考えたいところ。

訪問介護ホームヘルパーサービス)

通所介護(デイサービス)

どちらかのサービスでお風呂に入ることができます。

 

要支援2の場合、デイサービス入浴の利用料金

要支援2の場合、デイサービスでの入浴は週2回となっているところが多いです。

母の近隣のデイサービスを調べました。

要支援は1回1500円で、入浴は別途800円で合計2,300円の利用料でした。

これにお昼ごはんが必要であれば別途600円程度がかかります。

つまりデイサービス1回の使用料は2,900円(入浴・お昼代込)

週一回(月4回)で11600円です。

 

デイサービスでは歌を歌ったり、ウォーキングマシーンで歩いたり施設によってさまざまなサービスがあります。

要支援2の高齢者が利用するデイサービスは習い事に通う感覚に近いように思います。

歩行が難しい要支援2の高齢者が、リハビリに強い通所リハビリテーションデイケア)を利用して介護認定が無くなるほど回復した例もありますので、健康的に長生きしてもらうためにもデイサービス・デイケアの利用はおすすめだと思います。

 

しかし、母は近所の知り合いのいるようなデイサービスに通いたくないと言います。

田舎なのでその気持ちはわかります。

また、支援2向けのデイサービスが通える範囲に無いのも問題でした。

相談すればデイサービスで受け入れはしてもらえるでしょうが、かなりのご高齢の介護度の高めのところに混ざって過ごすことになりそうです。

母は通いたくないと思います。

 

遠距離介護で自滅しない選択 

 

高齢母の食事事情

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母の食事は、昼食は宅配便を利用していて電子レンジで温めて食べます。

朝・夕はご飯を炊いて、買ってきた惣菜を食べます。

総菜を買いに行くのに車で片道20分はかかります。

そろそろ免許の返納の年頃で、車の運転も気になります。

栄養の偏りなどが気になりますし、ひとりでの食事も良くないと思いました。

 

訪問介護ホームヘルパーサービス)で買い出しや食事の用意はお願いできるでしょうが、家に人が上がるのを母が嫌がります。

ゴミ出しくらいはどうかな?と提案してみましたが、これも駄目でした。

 

ゴミ出しについては、自治体によっては介護保険を使用しなくても高齢者のゴミ出しサービス(無料)が受けられるところもあります。

うらやましい

 

実家は買い物にも不便で車の運転が必須ですし、家屋が古いため夏は暑く冬は寒くて過ごしにくいです。

父の施設までも遠く見舞いに行くのもひと苦労。

事情を総合的に検討して、母には施設に入所してもらう方向で考えることになりました。

 

非正規介護職員ヨボヨボ日記 

 

高齢母の要支援2。介護施設の入居を検討。

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要支援2で施設を利用する選択する高齢者はまだ少ないと思いますが、比較的自立した生活が可能な

・ケアハウス

サービス付き高齢者向け住宅

が人気です。

食事付きの寮のような感覚で住めます。

部屋にキッチンがついて自炊できるケアハウスや、サービス付き高齢者向け住宅もあります。

 

しかし、ケアハウスは数が少なく、待ち人数が多くすぐ入居できません。

サービス付き高齢者向け住宅は田舎にはありませんでした。

 

母には住宅型有料老人ホームに入居してもらうことにしました。

各住宅型有料老人ホームによって入居できる介護度が異なります。

母の入居した住宅型有料老人ホームは、要介護5まで入居可能。

ですので、将来介護度が進んでも暮らすことが出来ます。

 

その代わり、他の入所者さんが介護度5の方もいらっしゃるということでもあるので、サークル活動するような活気的な雰囲気の施設ではありません。

どちらかと言えば、終の棲家という感じで、施設でお亡くなりになる方も少なくありません。

要支援2の母には、お友達ができそうにないかも。

しかし、母にはこの落ち着いた雰囲気が良いみたいで気に入ってもらえました。

また母は施設長さんをとても気に入っていて、施設で働いている人との相性が良かったのが助かりました。

 

たまたまそこの住宅型有料老人ホームにしては良心的な料金だったので、予算内におさまり入居ができました。

高級な住宅型有料老人ホームも多いので、本当に助かりました。

 

自宅を離れたくない要支援2の高齢者は、

訪問介護ホームヘルパーサービス)

通所介護(デイサービス)

・通所リハビリテーションデイケア

を利用してもらうことになると思います。